マリー・ラフォレ

女優・歌手(フランス)。フランスのスーラック=シュル=メール出身だが、1978年にスイス国籍を取得し、ジュネーヴに移住している。ヌーヴェルヴァーグ(1950年代末から始まったフランスの映画運動)における映画監督の一人であるジャン=ガブリエル・アルビコッコの元妻。

女優としてさまざまな映画に出演する傍ら、シャンソン歌手としても活躍。アルバムも発表している。日本のフジテレビ系列でかつて放送されていたトーク番組「スター千一夜」にも出演歴あり。

主な出演映画に、ルネ・クレマンが監督を務め、ポール・ジェゴフが脚本を手掛けた1960年の犯罪映画「太陽がいっぱい」にて、「世紀の二枚目」と呼ばれたアラン・ドロンと共演しているほか、「赤と青のブルース」「素晴らしき恋人たち」「ジャガーの眼」「女は夜の匂い」「国境は燃えている」「ソフィー・マルソー/恋にくちづけ」「世界で一番好きな人」「タンゴ ガルデルの亡命」「プレイバック」「ティコ・ムーン」などがある。

2000年および2009年には、モリエール賞(最優秀女優賞)にノミネートされているが、いずれも受賞は逃している。

スイスのヴォー州ジェノリエにて死去。死因などの詳細は不明。80歳。

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