加賀乙彦

(かがおとひこ)
小説家・犯罪心理学者・精神科医。旭日中綬章受章者。文化功労者。東京都文京区名誉区民。

文化庁の特別機関である日本芸術院の会員。その他、東京大学医学部助手・同大学医学部脳研究所助手・同大学附属病院精神科助手・東京拘置所医務部技官・東京医科歯科大学医学部助教授・上智大学文学部教授・北仏サンヴナン病院医師・パリ大学サンタンヌ病院医師・森鴎外記念館名誉館長・日本ペンクラブ理事(副会長・顧問)・日本文藝家協会理事などを歴任。

代表作に「帰らざる夏」「フランドルの冬」「宣告」「湿原」「炎都」など。その他にも、「荒地を旅する者たち」「ドストエフスキイ」「仮構としての現代」「見れば見るほど・・・」「生きるための幸福論」「犯罪ノート」「戦争ノート」「キリスト教への道」「ヴィーナスのえくぼ」「小説家が読むドストエフスキー」「ザビエルとその弟子」「科学と宗教と死」「ああ父よ・ああ母よ」「日本の古典に学びしなやかに生きる」「ある若き死刑囚の生涯」「わたしの芭蕉」など、膨大な量の著作がある。

受賞歴に、芸術選奨文部大臣新人賞、日本文学大賞、谷崎潤一郎賞、芸術選奨文部大臣賞、大佛次郎賞、井原西鶴賞、日本芸術院賞、文京区区民栄誉賞、歴史時代作家クラブ賞(特別功労賞)、毎日出版文化賞(企画特別賞)など、多数。

死因は、老衰であった。93歳。

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