前畑秀子

(まえはたひでこ)
元水泳選手。1936年のベルリンオリンピックにて、日本人女子として初めてオリンピックで金メダルを獲得した選手として有名。和歌山県橋本市の名誉市民。紫綬褒章・勲三等瑞宝章受章者。文化功労者。

ベルリンオリンピックの前回大会である1932年のロサンゼルスオリンピックでは、200m平泳ぎにて銀メダルを獲得していた。この時、金メダルを獲ったオーストラリアの選手とは僅かに0.1秒差であった。次の大会であるベルリンオリンピックで、その雪辱を果たしたことになる(種目は同じく200m平泳ぎ)。なお、その間である1933年には、やはり200m平泳ぎにて当時の世界新記録を樹立していた。その後は、世界記録を複数回書き換えている。

また、公共広告機構(現・ACジャパン)のテレビCMに出演したり、当人の半生をテーマとしたNHKドラマ「前畑がんばれ」(主演・清水美砂)が作られたりした。

著書に、「前畑ガンバレ」「前畑は二度がんばりました」などがある。

急性腎不全のため。80歳。

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