ジョージ・C・スコット

俳優(アメリカ)。アメリカの女優・モデルであるトリッシュ・ヴァン・ディヴァーの夫。カナダの女優であるコリーン・デューハーストの元夫。アメリカの俳優・映画プロデューサーであるキャンベル・スコットの父。正統派の役者として重みのある存在感を示す一方で、ヒーローや不気味な役など幅広い役柄もこなす個性派。数々の映画やテレビドラマなどで活躍した。

アメリカ・ニューヨーク市のマンハッタンを中心とするブロードウェイなどで舞台に出演しながら経験を積み、「或る殺人」で1959年に銀幕デビュー。当作品では、アカデミー助演男優賞にもノミネートされた。1970年には、第二次世界大戦中のアメリカ軍におけるジョージ・パットン将軍を描いた映画「パットン大戦車軍団」にて主演を務め、見事にアカデミー主演男優賞を受賞するも、辞退した。その他、アカデミー賞では幾度となく助演男優賞や主演男優賞などにノミネートされているが、すべて辞退している。その他の受賞歴には、エミー賞(助演男優賞)、ゴールデングローブ賞(助演男優賞・主演男優賞)、ジニー賞(最優秀外国男優賞)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(主演男優賞)などがある。

主な出演映画には、上述した「パットン大戦車軍団」の他、「縛り首の木」「ハスラー」「博士の異常な愛情」「黄色いロールス・ロイス」「天地創造」「おれの女に手を出すな」「華やかな情事」「ジェーン・エア」「ラスト・ラン」「センチュリアン」「ヒンデンブルグ」「海流のなかの島々」「チェンジリング」「ハードコアの夜」「エクソシスト3」「グロリア」などがある。

また、テレビドラマ・テレビ映画では、「ザ・タイタニック」「12人の怒れる男」「ジェーン・エア」「美女と野獣」「チャイナ・ローズ」「オリバー・ツイスト」「パットン将軍 最後の日々」「クリスマス・キャロル」「カリブの渇いた銃弾」「風の行方」「ロッキー・マルシアーノ」などがある。

死因詳細不明。73歳。

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