曽和博朗

(そわひろし)
能楽幸流小鼓方。生前は、現役最高齢の人間国宝(重要無形文化財各個認定保持者)として知られていた。勲四等旭日小綬章受章者。

1925年、京都に生まれ、父である曾和脩吉や祖父である曾和鼓堂に6歳より師事。10歳にして「小鍛冶」で初舞台を踏み、13歳にして「紅葉狩」で初能を経験。主な演能曲目に、「石橋」「朝長」「鷲」「乱」「卒塔婆小町」「翁」など。

数々の舞台で活躍する傍ら、京都囃子方同明会理事長、京都能楽会相談役、社団法人能楽協会相談役などの重職も歴任した。

主な受賞歴に、京都府文化賞(特別功労賞)、法政大学催花賞、京都市芸術功労賞など。

曽和博朗 死因

死因は、心不全であった。90歳。

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