大川橋蔵(2代目)

(おおかわはしぞう)
歌舞伎役者・俳優。東京都に生まれ、のちに尾上菊五郎(6代目)の養子となって二代目大川橋蔵を襲名する。歌舞伎の舞台で活躍する一方、1955年に映画「笛吹若武者」で銀幕デビューも果たし、以後は映画や舞台、テレビドラマなどに活躍の場の重心を移すようになる。

出演した主な映画には、上述したデビュー作「笛吹若武者」を始め、「若さま侍捕物帖(シリーズ)」「新吾十番勝負(シリーズ)」「草間の半次郎(シリーズ)」「江戸三国志(シリーズ)」「丹下左膳(シリーズ)」「水戸黄門(シリーズ)」「大江戸喧嘩纏」「曽我兄弟・富士の夜襲」「風の武士」「赤穂浪士」「御金蔵破り」などがある。

出演したテレビドラマには、「銭形平次」「鯉名の銀平 – 雪の渡り鳥」「沓掛時次郎 – この愛に命をかけた流れ旅」「荒木又右衛門」「蝶々さんと息子たち」などがある。

舞台では、「加茂の絵姿」「高尾」「深川八景」「幻お七」「芸者のお仲」「船遊女」「浅妻船」など、多数。

死因は、結腸癌であった。55歳。1年ほど前より体調を崩し、診断によって結腸癌であることが判明。入退院を繰り返しながら仕事をこなす生活を送っていた。

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