OLAibi

(おらいび)
ミュージシャン・ドラマー・パーカッショニスト。「オライビ」とカタカナ表記されることもある。

セッションバンドである「AOA」などでの活動を経て、1995年に結成された女性4人組のロックバンド「OOIOO」(オー・オー・アイ・オー・オー)に2001年頃より参加。メンバーとしてドラムやパーカッションを担当した。

女性歌手として日本を代表する存在であるUA(ウーア)や、映像作家・ピアニストである高木正勝を始め、数多くのアーティストと共演。2012年に発表したアルバムには加瀬亮・ハナレグミなど著名なアーティストが参加、独創的かつ土着的なサウンドをベースにしたユニークな世界観が多くの人気を集めた。2015年に「OOIOO」を脱退するも、2017年には、アルバム「mimihawas」(みみはわす)を発表している。

また、2012年には、夫・息子と共に鳥取県に移住し、西伯群・大山の山麓にある広大な森の中での生活がメディアにも取り上げられ、大きな話題となった。近年は、「マヒトゥ・ザ・ピーポー」「コムアイ」といったアーティストとの共演の他、2023年にはバンド「GEZAN with million wish collective」のサポートメンバーとして、毎年夏に開催される著名なロック・フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL」(フジロックフェスティバル)に参加するなど、精力的に活動を続けていた。

上述した「mimihawas」の他、初のソロアルバムとなる「Humming Moon Drip」(ハミング・ムーン・ドリップ、2006年)や、「tingaruda」(ティンガルーダ、2009年)などの作品を発表している。

病気のためと思われるが、死因などの詳細は明らかにされていない。年齢も非公表。亡くなる前の数ヵ月間は、ライブ活動を休止の上、治療に専念していたという。

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