陳建民

(ちんけんみん)
料理人。同じく料理人である陳建一の父。やはり料理人である陳建太郎の祖父。日本に帰化しており、「東建民」(あずまけんみん)という日本名も持つ。「四川料理の父」として親しまれた。

中国系日本人1世として来日し、四川飯店を経営する傍ら、NHKで放送されている「きょうの料理」などの料理番組で活躍。その後、1980年に日本に帰化し、日本名「東建民」を襲名。1989年には、大阪ガス株式会社の企業広告「おいしい暮らしのエネルギー – 中国料理編」にも登場している。

2000年には、ノンフィクション作家である吉永みち子によって、当人一家をテーマにした作品「麻婆豆腐の女房」が刊行。また、武田鉄矢・松坂慶子の主演でテレビドラマ化され、NHK総合テレビジョンにて放送された。

著書に、「さすらいの麻婆豆腐 ~ 陳さんの四川料理人生」「中国料理技術入門」「中国四川料理・おそうざい基礎編」「達人の四川料理」などがある。

死因などの詳細は不明。70歳。

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