オードリー・ヘプバーン

女優(イギリス)。「オードリー・ヘップバーン」と表記・発音されることも多くある。俳優・映画監督・プロデューサーであるメル・ファーラーの元妻。世界を代表する女優の1人で、アメリカの映画団体であるAFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)の「映画スターベスト100」では、女性部門の第3位となっている。死後長年が経過した今なお、憧れの女優として名前を挙げる人も多い。

主な受賞歴に、アカデミー賞の主演女優賞を始め、アカデミー賞(ジーン・ハーショルト友愛賞)、英国アカデミー賞(英国女優賞)、ゴールデングローブ賞(主演女優賞、セシル・B・デミル賞)、グラミー賞(児童向け朗読アルバム賞)、エミー賞(情報番組個人業績賞)、トニー賞(演劇主演女優賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞(主演女優賞)、全米映画俳優組合賞(生涯功労賞)、サン・セバスティアン国際映画祭女優賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(外国女優賞)など多数。

主な出演作品に、出世作となった「ローマの休日」や、「昼下りの情事」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」といった世界的に有名な大ヒット作を始め、「若気のいたり」「ラベンダー・ヒル・モブ」「若妻物語」「初恋」「麗しのサブリナ」「戦争と平和」「パリの恋人」「許されざる者」「噂の二人」「シャレード」「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」「いつも2人で」「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」「オールウェイズ」などがある。

また、出演したテレビ番組には「トースト・オブ・ザ・タウン」「トースト・オブ・ザ・タウン」「おしゃれ泥棒2」「マイヤーリング」などがある他、世界7ヶ国の美しい庭園をヘプバーンが紹介するという「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」ではエミー賞(情報番組個人業績賞)を獲得している。

さらに舞台では、「ソース・タルタル」「ジジ」「オンディーヌ」など。

自宅にて死去。死因は、虫垂癌であった。63歳。腹痛に悩まされた末に精密検査を受けたところ、腹膜偽粘液腫と診断され既に手の施しようがない状態だったという。抗癌剤による化学療法や再度の手術に希望を繋いだものの回復することはなく、最期は当人の希望で自宅に戻っていた。

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