田中角栄

(たなかかくえい)
元政治家・衆議院議員・実業家。第64代・第65代内閣総理大臣。自由民主党幹事長・自由民主党政務調査会長・自由民主党総裁を始め、大蔵大臣・郵政大臣・通商産業大臣などの要職を歴任した。政治家である田中眞紀子(多く、田中真紀子とも表記)、及び音楽評論家・料理研究家である田中京の父。「田中角榮」と表記されることも多い。

「影の総理」「豊臣秀吉」「今太閤」などとも呼ばれ、その影響力は絶大で、交通・情報通信の形成や工業の再配置などによる地方分散推進を主軸とする「日本列島改造計画」を推進した人物としてあまりにも有名。

内閣総理大臣の職を辞するに至った「田中金脈問題」や、アメリカ航空機製造大手のロッキード社による大規模汚職事件「ロッキード事件」など、スキャンダルの規模も大きかった。

「まーこのー」との言い出しでしゃべり始める癖があり、未だにこのモノマネをする芸人やタレントは後を絶たない。

著書に、「私の履歴書」「日米関係の将来」「安全保障政策の基本」「日本列島改造論」「大臣日記」「わたくしの少年時代」「田中総理は語る 日ソ首脳会談について」「田中内閣総理大臣演説集」など。

病院にて死去。死因は、肺炎であった。75歳。

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