ジェームス・ブラウン

歌手・ミュージシャン・作曲家・音楽プロデューサー・社会事業家。扱う音楽は、ソウル・ゴスペル・R&B・ブルース・ファンクなど、幅広いジャンルに及び、長きに渡って世界的な人気を博した。その情熱的なシャウト歌唱によって、「ファンキープレジデント」「ミスターダイナマイト」「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」など、様々な呼び名で称えられた。

アメリカ合衆国の権威ある音楽雑誌「ローリング・ストーン」が選んだ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」では、これまでの音楽史上数え切れないほどのシンガーが存在する中で、堂々のトップ10入り(第10位)を果たしている。

主な発表曲に、「Please, Please, Please」「Think」「I Don’t Mind」「I Got You」「Sweet Little Baby Boy」「I Can’t Stand Myself」「There Was a Time」「Let a Man Come in and Do the Popcorn」「Mother Popcorn」「Get Up」「Escape-ism」「Get on the Good Foot」「I Got a Bag of My Own」「My Thang」「Living in America」「I’m Real」「How Do You Stop」など、多数。

発表アルバムには、「Try me」「Cold Sweat」「Get on the Good Foot」「Super Bad」「Hot」「Hell」「In the Jungle Groove」「Gravity」などがある。

著書に、「俺がJBだ!ジェームズ・ブラウン自叙伝」など。

死因は、鬱血性心不全であった。73歳。歯科クリニックを受診した際に肺炎の症状が見られたため、ジョージア州アトランタの病院に入院してから、僅か1日後(翌日)のことであった。そのため、主治医による過失致死傷罪が疑われ、様々な憶測が飛び交った。現在は病死で処理されているものの、事実は明確にはなっていない。

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