白鳥みづえ

(しらとりみづえ)
歌手・女優。「白鳥みずえ」と表記されることもある。日本放送協会の音楽番組「NHKのど自慢」に幼くして入賞したり、大映株式会社が製作した映画「母月夜」で子役としてデビューを果たしたりするなど、古くからその才能を開花させ、長きに渡って芸能界の第一線で活躍していた。

代表曲に、田端義夫とのデュエットで大ヒットした「親子舟唄」を始め、「黒いひとみ」「獅子舞いマンボ」「悲しい星の子」「風の子守唄」「親なしピエロ」「みづえの花売り娘」「夕焼小焼」「ハワイの夜は更けて」「靴が鳴る」「東京のお兄さん」「まごころ」「なつかしのコロラド」などがある。

また、女優として出演した映画には、上述の「母月夜」の他、「母千鳥」「江の島悲歌」「生き残った弁天様」「娘初恋ヤットン節」「こんな美男子見たことない」「母の湖」「桜まつり歌合戦」「ドドンパ酔虎伝」などがある。さらに、「花詩集」「ジグザグブルース」「はるちゃん」などのテレビドラマや、「懐かしの昭和メロディ」「NHK歌謡コンサート」といった歌番組にも出演した。

病院にて死去。死因は、多発性脳梗塞であった。77歳。死去の事実は、当人が所属する日本歌手協会より、「3回忌を前にして死去が判明」したとして、約2年後に発表された。

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