臼井儀人

(うすいよしと)
漫画家・作詞家。生まれは静岡県の静岡市であるが、育ちは埼玉県の春日部市であり、同地を舞台にしたギャグ漫画「クレヨンしんちゃん」が最も有名な代表作品である。

1990年8月に「週刊Weekly・漫画アクション」にて連載が開始された同作品は、1992年にはテレビ朝日系列でアニメの放送がスタートするなど、国民的な大ブームを巻き起こした。1993年には、映画化も果たしており、以後、数々の作品が制作された。

その他の作品には、デビュー作である「だらくやストア物語」を始め、「おーえるグミ」「しわよせ人材派遣(株)」「あんBaらんすぞ〜ん」「スーパー主婦月美さん」「すぅぱあ・みっくす」「すくらんぶるえっぐ」「みっくす・こねくしょん」「あたしら派遣クイーン」「臼井儀人のぶちかましシアター」「臼井儀人のもっと ひらきなおっちゃうぞ!」などがある。

死因は、全身を強く打ったことによる肺挫滅であった。51歳。登山中に遭難し、120メートルの高さがある崖の下にて遺体で発見された。発見日は9月19日であったが、その後の検視により9月11日の午後に死亡したものと推定されている。顔を公表しない漫画家として知られていたため、死去報道の際にも、国内の各メディアは顔写真を掲載しなかった。

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