高津住男

(たかつすみお)
俳優・劇作家・演出家。女優である真屋順子の夫。

早稲田大学を中退後、数多くの劇団を輩出してきた劇団「青俳」に入団。その後、1979年には、劇団「樹間舎」を創設の上、代表を務めた。

出演した映画には、今井正が監督を務め、水木洋子が脚本を手掛けた1957年の東映映画「純愛物語」を始め、「カレーライス」「黒部の太陽」「あれが港の灯だ」「日本暗殺秘録」「甦える大地」「激動の昭和史」「鬼平犯科帳(劇場版)」などがある。

また、出演したテレビドラマには、「鞍馬天狗」「検事」「虫は死ね」「ザ・ガードマン」「国盗り物語」「竜馬がゆく」「銭形平次」「五番目の刑事」「遠山の金さん捕物帳」「徳川家康」「木枯し紋次郎」「軍兵衛目安箱」「仮面ライダー」「フラワーアクション009ノ1」「鬼平犯科帳」「大岡越前」「若草物語」「赤ひげ」「水戸黄門」「赤い殺意」「大江戸捜査網」「母さんと呼びたい」「Gメン’75」「カレー屋ケンちゃん」「なかよしケンちゃん」「松本清張の葦の浮船」「親愛なる者へ」「裸の大将」「花ちりめん」「はぐれ刑事純情派」「夜行列車」など、多数。

著書に、「ありのまま」(妻である真屋順子との共著作品)がある。

東京都板橋区にある自宅にて死去。死因は、肝臓癌であった。74歳。前年末に自宅にて倒れ、病院にて検査したところ、末期の肝臓癌であることが発覚。しかしながらそれ以後も仕事を継続し、亡くなる3日前にも舞台に立っていたという。

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