団鬼六

(だんおにろく)
作家。数々の作品を残したが、特に官能小説の第一人者としてその名を轟かせた。「黒岩松次郎」「花巻京太郎」などのペンネームでも活動した。

発表した主な作品に、「花と蛇」「天保女草紙」「番長流れ者」「深海魚」「黒い鬼火」「陰花の踊り」「無残花物語」「愛奴クラブ」「肉体の賭け」「憂愁の麗人」「毒あざみ」「人妻しぐれ」「鬼ゆり峠」「地獄夫人」「肉の顔役」「鬼六あぶらんだむ」「鞭と薔薇」「花の魔像」「嘆きの天使」「生贄夫人・縛る」「白狐のお藤」「情炎の旅路」「妖艶夫人の告白」「修羅の花道」「愛奴夫人」「悪徳の華」「鬼六将棋三昧」「生贄の檻」「果たし合い」「真剣師小池重明」「異形の遊戯」「外道の群れ」「陽炎のお艶」「告白」「蒼い鬼火」「怪老の鱗」「異常の季節」「大穴」「牛丼屋にて」「快楽なくして何が人生」「シルバー世代の性愛学」「鬼ゆり峠」「愛人犬アリス」「手術は、しません」「女学生」など、枚挙に暇がない。なお、これらはほんの一部に過ぎず、すべてをここに掲載することは膨大なページ量を割くこととなり、とてもではないが叶わない。

死因は、食道癌であった。79歳。

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