松本礼児

(まつもとれいじ)
作詞家。数々の楽曲において作詞を手掛ける傍ら、日本作詩家協会常任理事などの要職も務めた。

作詞を手掛けた代表的な作品は、作詞家としてデビューを飾った「ジュリーがライバル」(石野真子)を始め、「紫陽花」(五木ひろし)、「女ごころ」(細川たかし)、「男の祈り」(村田英雄)、「あきらめて女」(角川博)、「ムーンライト・キッス」(河合奈保子)、「きらめく風の中で」(山本譲二)、「乱れ花」(大月みやこ)、「壊れた時計」(小松みどり)、「都鳥」(城之内早苗)、「ついておいでよ」(野村将希)、「何処へ」(森繁久彌)など、多数。

受賞歴に、古賀政男記念音楽大賞、日本作詩大賞(優秀作品賞)などがある。

死因は、全身に負った火傷のためであった。68歳。東京都世田谷区にある自宅前の路上にて、全身が焼けた状態で倒れているところを妻が発見。病院に緊急搬送されたものの、死亡していることが確認された。付近にはファンヒーターの給油タンクおよびライターがあり、灯油をかぶった上で火をつけ、焼身自殺を図ったものと見られている。半年前に結石の手術を受けるなど、晩年は体調に不安を感じており、メンタルにも支障をきたしていたという。

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