画家(アメリカ)。「三力谷勉」(みりきたにつとむ)という日本名を持つ日系二世。
アメリカ・カリフォルニアで生まれ。第二次世界大戦中に日系人強制収容所に送還されたことを機に市民権を捨てた。以来、苦難の人生を歩みながら、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけとして、ニューヨークでホームレスとして路上生活を送りながら絵を描いてきた。
2006年には、リンダ・ハッテンドーフ監督の下、当人の半生を描いたドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」が制作された。
死因は、脳出血に起因する機能不全であった。92歳。