大竹富江

(おおたけとみえ)
芸術家・美術家・画家。ブラジルに帰化した「移民画家」として有名。同国の文化勲章を受章したほか、リオブランコ国家勲章も受章している。建築家であるルイ・オオタケ、およびサンパウロ州文化長官などを務めたリカルド・オオタケの母。

京都府京都市に生まれ、地元に本拠を構える同志社大学を卒業後、ブラジルへ移住。一時帰国などを挟みながら、1968年にブラジル国籍を取得した。絵画制作を開始したのはそれほど早くはなく、1952年、39歳のときであった。生誕100年の際には、ブラジル国内の各地において記念個展が開かれた。

主な受賞歴に、サンパウロ芸術批評家協会・年間最優秀芸術家賞など。

ブラジル・サンパウロにある病院にて死去。死因は、気管支肺炎に伴う敗血症性ショックであった。101歳。

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