外山雄三

(とやまゆうぞう)
指揮者・作曲家。声楽家・指揮者である外山浩爾の兄。同じく作曲家である外山國彦の息子。NHK交響楽団正指揮者・大阪交響楽団名誉指揮者。

その他、大阪交響楽団ミュージックアドバイザー・大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者・京都市交響楽団常任指揮者・名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽総監督・同楽団常任指揮者・愛知県立芸術大学客員教授などの要職を歴任してきた。尾高賞を始め、多数の受賞歴もある。

テレビを始めとするメディアにも度々出演。司会を務めるなどして活躍した。その主な番組には、「外山雄三 音楽・世界の旅」「名フィルミュージック・ドリーム」「ファンタスティック・オーケストラ」などがある。

また、作曲を手掛けた作品は、映画「俺たちの交響楽」における楽曲や、愛知県立名古屋南高等学校・登米市立宝江小学校・名古屋市立旭丘小学校・作新学院といった学校の校歌など、多数。

著書に、「聞き書き井上頼豊」「音楽の風景」など。

自宅にて死去。死因は、慢性腎臓病であった。92歳。亡くなるまで、国内における現役最高齢の指揮者だった。体調不良のため5月の公演では指揮を途中降板するなど、晩年は健康状態に不安を抱える状態ではあったものの、懸命に仕事を継続していた。

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