高田浩運

(たかたこううん)
政治家・厚生官僚。参議院議員。秘書は、のちに政治家となり、熊本県議会議員や玉名市の市長などを務めた島津勇典だった。勲二等旭日重光章受章者。

熊本県玉名市に生まれ、東京帝国大学(現在の東京大学)を卒業後、地方行政や警察などの内政一般を所管する内務省に入省。1941年より厚生省に異動し、 厚生省庶務課長、厚生省児童局長、厚生省官房長、厚生省保険局長などを経て、1962年に社会保険庁長官に就く。1963年には厚生省事務次官となるが、1965年に退任。1968年に参議院議員通常選挙に出馬し初当選を果たす。1974年の同選挙にも再選し、通算で参議院議員を2期務めていた。

東京都目黒区にある医療センターにて死去。死因は、転移性肝腫瘍であった。63歳。前年末に倒れ、入院加療していたが回復は叶わず、参議院議員在職中に亡くなってしまった。

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