高野之夫

(たかのゆきお)
政治家。東京都豊島区長。豊島区議会議員や東京都議会議員、公益財団法人としま未来文化財団理事長などを歴任。所属政党は自由民主党、のちに無所属となった。旭日中綬章受章者。

東京市豊島区(現在の東京都豊島区)に生まれ、地元の小学校から立教中学に進学。さらに、立教高等学校から、立教大学に入学した。大学の卒業後は、古書店経営などを経て、政治家の道へ進むことを志し、1983年に豊島区議会議員選挙に出馬、初当選を果たす。2期務めたあと、1989年には、東京都議会議員選挙に出馬、こちらも当選。3期務めたあと、1999年には、豊島区長選挙に出馬、またしても当選。2019年に6回目の当選を果たし、6期連続で豊島区長を務めていた。

東京都豊島区にある自宅にて死去。死因は、肺炎であった。85歳。新型コロナウイルスへの感染により入院し、退院後は自宅療養していたが、次期区長選挙に立候補しないことを表明した翌日に死去してしまったという。なお、死去の2ヶ月ほどあとに実施された豊島区長選挙では、当人も後継として認めていた前副区長で無所属の高際みゆき氏が当選、新たに豊島区長となった。

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