小竹信節

(こたけのぶたか)
舞台美術家・アートディレクター。武蔵野美術大名誉教授。1950年、東京出身。

1975年から1983年まで、寺山修司主宰の劇団(演劇実験室と称される)「天井桟敷」の美術監督として、「阿呆船」「百年の孤独」「レミング」「奴婢訓」などにおける衣装デザインや舞台美術を担当していたことで知られている。また、1991年には、株式会社ワコールが東京都港区南青山にオープンし、株式会社ワコールアートセンターが運営している複合文化施設「スパイラルホール」の芸術監督に就任。1995年には、文化庁芸術家在外派遣研修員として、イギリス王立シェイクスピア劇団「Royal Shakespeare Company」(ロンドン)に派遣される。さらに、1997年から2020年まで、武蔵野美術大学教授として教鞭を執った。退任後、名誉教授に就任。

受賞歴に、読売新聞演劇大賞(優秀スタッフ賞)、日本ディスプレイ・デザイン年賞優秀賞、ACC地域賞、ニューヨークADC賞(銀賞)などがある。

死因は、結腸癌であった。72歳。

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