高武富久美

(こうたけふくみ)
元レーシングドライバー・ロードレーサー。株式会社アール・エス・シーを母体とするオートバイ・レーシングチーム「Team高武」会長・創始者。

出身地である福岡県でバイクショップを経営していた吉村秀雄氏(ポップ吉村)と出会い、門下生として17歳でロードレースデビューを果たす。1964年には19歳でプロテストに合格し、ホンダと契約してワークスライダー(専属ライダー)となる。

翌1965年にはレーシングサービスセンター(RSC、現在のHRC/ホンダ・レーシング)第一期生となり、四輪レーサーとしてもデビュー。1967年頃から四輪レースに専念するようになり、1969年には鈴鹿1,000kmレースにて優勝、1972年にはFL500でシリーズチャンピオンとなるなど数々の栄誉を獲得。

1987年の全日本ツーリングカー選手権(JTCC)を最後としてホンダのワークスライダー・ドライバーとしてのキャリアは終えたが、「Team髙武」を創始し、安井崇、藤秀信、宇川徹、加藤大治郎、玉田誠、徳留和樹など、数々の若手を育て上げた。その他、株式会社アール・エス・シーの社長・顧問なども歴任。

死因などの詳細は一切明らかになっていない。訃報は、タレントである橋本志穂氏(当人の姪)のSNSにより知られるところとなった。日付は公表日。

タイトルとURLをコピーしました