俳優（アメリカ）。日本語での表記は、「エバン・エリンソン」「エヴァン・エリングソン」「エバン・エリングソン」なども見受けられる。
「CSI：マイアミ」や、「24 -TWENTY FOUR-」「BONES -骨は語る-」など、数々の人気テレビドラマシリーズに出演したことで知られている。映画では、ジョディ・ピコーの小説を原作に、ニック・カサヴェテスが監督を務め、キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィンらが出演した「私の中のあなた」などが代表作。
芸能界デビューは2000年、12歳のときに出演したコメディ番組「マッドTV！」だった。以後、1963年放送開始という長寿を誇るテレビドラマ「ジェネラル・ホスピタル」に出演するなど活躍し、「天才子役」の名を欲しいままにした。
出演したテレビドラマには、上述した数々の人気シリーズを始め、「Complete Savages」「Boys Life」「State of Mind」など。
また、出演した映画には、上述した「私の中のあなた」や、 クリント・イーストウッドが監督を務め、渡辺謙や二宮和也らが出演した2006年の戦争映画「硫黄島からの手紙」を始め、「Living in Fear」「The Bondage」「Confession」「Walk the Talk」などがある。
アメリカ合衆国・カリフォルニア州フォンタナにある自宅にて死去。死因は、鎮痛剤であるフェンタニルの過剰摂取であった。35歳。寝室で亡くなっているところを発見され、事件の可能性も疑われたため検死（司法解剖）が行われたものの、犯罪の痕跡などは発見されず、当初は死因などの詳細について不明であった。一方で、過去に薬物中毒に罹っていたことがあったという父親の証言もあり、全容の解明が急がれていた。その後、1ヵ月近くが経過した12月に入り、ようやくサン・バーナディーノ郡保安官検視局から、フェンタニルの過剰摂取で亡くなったことが判明した旨の発表がなされた。
