ダニエル・エルズバーグ

経済学者・軍事アナリスト・核戦略研究者・平和運動家・反戦活動家。ダニエル・エルスバーグとも表記される。

1971年、ベトナム戦争の舞台裏として、アメリカのベトナムに対する政治的・軍事的関与の決定プロセスについての機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」(ペンタゴン文書、国防総省文書などとも呼ばれる)を、著名な日刊新聞メディアであるワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズに提供し、公表した人物として特に有名。

上記暴露により、当時のニクソン政権(リチャード・ニクソン大統領)よりスパイ罪で起訴されたものの、ロサンゼルス連邦地裁により不起訴となっている。また、この一連の行動は2017年のハリウッド映画である「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のモデルにもなった。

著書に、「ベトナム戦争報告」「世界滅亡マシン」「国家機密と良心:私はなぜペンタゴン情報を暴露したか」など。

受賞歴に、 ガンディー平和賞、ドレスデン平和賞、ライト・ライブリフッド賞など。

自宅にて死去。死因は、膵臓癌であった。92歳。

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