坂見誠二

(さかみせいじ)
振付師・ダンサー。ストリートダンスの世界における第一人者として有名。「ダンスの神様」「ストリートダンス界のカリスマ」「ストリートダンサーのパイオニア」など、その功績を称える呼び名は数々存在する。

「Be-Bop Crew」「Something Special」「Wild Crew」「Funky Diamond」などのダンスチームを結成・主宰した他、ニューヨーク・アポロシアターで開催された「アマチュアナイト」に日本代表として出場し、見事準優勝を勝ち取って以来、世界的に注目を集めてきた。また、世界のトップダンサーと共に「E.O.F(Elements Of Freedom)」を結成、アメリカを拠点として活動するなど、長きに渡って第一線で活躍。

さらに、審査員や制作協力などにより、日本のみならず世界における数々のダンス番組やダンスイベントに出演した他、「slug & soul」(TRF)、「RESUCUE」(KAT-TUN)、「株式会社応援屋!! OH&YEAH!!」(A.B.C-Z)など、多くのアーティストの振り付けを担当した。「黒く踊れ!」などの著書もある。

株式会社セカンドファクト代表取締役社長・一般社団法人日本国際ダンス連盟FIDA JAPAN理事などを歴任。

門下生には、パパイヤ鈴木、TRFのSAM、少年隊の錦織一清、DA PUMPのISSAなど、数多くのアーティストがいる。

死因は、癌であった。65歳。2016年に膀胱癌と診断され、手術を行ったものの、その後2020年にはリンパ節に転移。抗がん剤治療など、かねてから闘病生活を送っており、多くのダンサー仲間が募金活動といった支援を呼び掛けていた。

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