高垣忠一郎

(たかがきちゅういちろう)
臨床心理学者。京都府京都市に本拠を置く私立大学である立命館大学の名誉教授。そのほか、大阪電気通信大学助教授・教授、「登校拒否・不登校問題全国連絡会」世話人代表、「京都教育センター」代表などを歴任した。

「自己肯定感の提唱者」と呼ばれ、「他者とともにありながらも、自分は自分であって大丈夫である」という、自分に対する信頼と同時に他者に対する信頼も含めて「自己肯定感」を定義し、その概念の普及に尽力した。

主な著書(共著・編著を含む)に、「思春期の心理」「思春期の子どもをどうつかむか」「揺れつ戻りつ思春期の峠」「いじめと登校拒否」「大事な忘れもの」「揺れる子どもの心と発達」「心の浮輪のさがし方」「登校拒否とその周辺」「癌を抱えてガンガーへ」「生きることと自己肯定感」「自己肯定感って、なんやろう?」「競争社会に向き合う自己肯定感」「登校拒否を生きる」「つい がんばりすぎてしまうあなたへ」「自己肯定感を抱きしめて」「悩む心に寄り添う」「登校拒否・不登校」「不登校支援ネットワーク」「ひきこもる人と歩む」「小学生の発達と教育」など、多数。

京都府京田辺市にある自宅にて死去。死因は、病気のためとされている。79歳。病名などの詳細は公表されていない。2001年には、癌であるとの診断により手術を受けているが、因果関係なども分かっていない。

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