竹内整一

(たけうちせいいち)
倫理学者。日本思想史や日本文化、倫理学を専門とする。

東京大学名誉教授、鎌倉女子大学教授の他、これまでに、専修大学教授、日本倫理学会会長、JFPS(日本哲学系諸学会連合)代表、日本学術会議哲学委員会における「いのちと心を考える分科会」部会長、日めくり万葉集選者、NHK高校講座倫理講師、「サイエンスZERO」のコメンテーターなどを歴任。数々の職務や研究を通して、過去から現代まで、日本人の精神がどのような歴史をたどってきたかを探求し、今を生きている我々の精神とどう結び付くのかなどについて、宗教観・人生観・倫理観・死生観などの伝統と併せて紐解いてきた。

著書(編著を含む)に、「自己超越の思想 – 近代日本のニヒリズム」「「やさしさ」と日本人」「「かなしみ」の哲学」「花びらは散る 花は散らない」「ありてなければ 「無常」の日本精神史」「魂と無常」「日本思想の言葉」「やまと言葉で<日本>を思想する」「無根拠の時代」「古学の思想」「死生学とは何か」「宗教と寛容」などがある。

死因詳細不明。77歳。

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