アンディ・フグ

格闘家・空手家・キックボクサー。

「K-1 GRAND PRIX」の1996年王者を獲得するなど、特に創成期のK-1における中心ファイターとして活躍。マイク・ベルナルド、アーネスト・ホースト、ピーター・アーツと共にK-1四天王と呼ばれた。

「踵落とし」や、「フグトルネード」と呼ばれる「下段・後ろ回し蹴り」が主な得意技で、繰り出すたびに観客を大いに沸かせた。

特に日本とは親交が深く、同じく空手家でボディビルダーである角田信朗ともたびたび交流していた。

死因は、急性前骨髄球性白血病(APL)であった。35歳。10月に行われる予定の「K-1 WORLD GP」に出場予定であったが、それに先立ち、8月に日本医科大学付属病院に入院の上、危篤状態であることが公表された。発熱や皮膚の感染症などが続いたため、血液検査を行ったところ、急性前骨髄球性白血病であることが発覚したという。復活のきざしも見えていたが、容体が急変、周囲の願いも空しく帰らぬ人となってしまった。

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