松原敏春

(まつばらとしはる)
脚本家・作家・演出家・作詞家。

受賞歴に、テレビ情報誌「週刊TVガイド」を発行する東京ニュース通信社が主催し、優れたテレビドラマの脚本を生み出した作家に贈られる「向田邦子賞」(1992年、山岡久乃・篠ひろ子・杉浦直樹・布施博らが出演した「家族日和’93」にて)などがある。さらに、本人が直接受賞した訳ではないが、手掛けた作品の多くが「日本民間放送連盟賞優秀賞」「芸術祭優秀賞」「ATP賞優秀賞」などを受賞している。

脚本を担当した主なテレビドラマには、上述した「家族日和’93」を始め、「気まぐれ本格派」「オレの愛妻物語」「桃太郎侍」「春よ来い」「キッド」「あとは寝るだけ」「気になるあいつ」「家族ジャングル」「時間ですよふたたび」「抱きしめたい!」「海岸物語 昔みたいに・・・」「世界で一番君が好き!」「ハートに火をつけて!」「結婚したい男たち」「しあわせの決断」「かりん」「愛情物語」「きのうの敵は今日も敵」「最後のストライク ~ 炎のストッパー・津田恒美 愛と死を見つめた直球人生 ~」「角筈にて」「バースデイ 〜 こちら椿産婦人科 〜」「お玉・幸造夫婦です」「鉄道員/青春編」菊次郎とさき」「天国までの百マイル」などがある。

また、大学の在学中に「巨泉・前武のゲバゲバ90分!!」の脚本チームの一員として参加していた他、「走れ!ピンク・レディー」「カリキュラマシーン」「コント55号のなんでそうなるの?」といったバラエティ番組の脚本も手掛けていた。

死因は、肺炎であった。53歳。

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