マイケル・リッチー

映画監督(アメリカ)。ウォルター・マッソーやヴィック・モロー、テータム・オニールなどが出演した野球映画「がんばれ!ベアーズ」(1976年)などの代表作で有名。

同作品は、その後1977年に「がんばれ!ベアーズ 特訓中」、1978年に「がんばれ!ベアーズ大旋風 ー日本遠征ー」といった続編が公開され、さらには2005年に「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」としてリメイク版が制作されるなど、大ヒットシリーズとなった。なお、第3作である「がんばれ!ベアーズ大旋風 ー日本遠征ー」は、その名の通り日本が舞台となっており、萩本欽一や若山富三郎アントニオ猪木などの著名な日本人がゲストとして出演している他、マイケル・リッチー本人も製作に関わっている。

ハーバード大学を卒業後、監督デビューはジーン・ハックマンやロバート・レッドフォードらが出演した「白銀のレーサー」(1969年)であった。総じて、コメディ・タッチの内容を得意とし、その他、「候補者ビル・マッケイ」「タッチダウン」「アイランド」「カンヌの恋人」「大混戦サバイバル特訓」「ゴールデン・チャイルド」「フレッチ/殺人方程式」「フレッチ登場!/5つの顔を持つ男」「コップス&ロバーソン」「シンプル・ウィッシュ」「ファンタスティック・ムーン」「しゃべりすぎた女」などの監督作品がある。

死因は、前立腺癌であった。62歳。

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