バーブ佐竹

(ばーぶさたけ)
歌手。また、作曲家としての顔もあり、その際のペンネームは「シナ・トラオ」である。

北海道釧路市に生まれ、1964年、吉田矢健治作曲・山北由希夫作詞の「女心の唄」でデビュー。デビューシングルにしていきなり250万枚を販売する大ヒットを記録し、1965年の日本レコード大賞(新人賞)を受賞。また、NHKが開催する年末恒例の大規模イベント「紅白歌合戦」にも1965年から1968年まで4年連続での出場を果たした。

そのほかの発表シングルには、「番外地ブルース」「上海帰りのリル」「カクテル小唄」「加奈子の雨」「かりそめの恋」「銀座は恋の十字路」「ネオン川」「俺もひとりさ」「夢は夜ひらく」「下町人形」「星が云ったよ」「恋がたみ」「渋谷ブルース」「顔じゃないよ心だよ」「虫けらの唄」「にがい酒」「昨日・今日・明日」「楽園さすらい」「おとこ酒」「青いゴムゾーリ」「台北慕情」「望郷歌」「もう一度お前と暮したい」などがある。

アルバムでは、「女心の唄」「カクテル小唄」「酒と涙と溜息と」「無情の夢」「男の涙をうたう」など。

また、「泣いてたまるか」「渥美清の泣いてたまるか」「特別機動捜査隊」「おにぎり」など、いくつかのテレビ番組にも出演している。

死因は、多臓器不全であった。68歳。

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