松本竜助

(まつもとりゅうすけ)
元お笑いタレント・実業家。

1977年、同じく元お笑いタレントである島田紳助と共に、漫才コンビ「紳助・竜介」を結成、当時大きな漫才ブームが起こっていたこともあって、吉本興業における看板芸人として大きな人気を博した。

「紳助・竜介」は、人気絶頂期であった1985年に、相方であった島田紳助の意向により解散。なお、相方であった島田紳助はその後、お笑いタレントや漫才師以外に、司会者・プロデューサーなど様々な分野でマルチな才能を発揮し、芸能界トップレベルの地位を誇りつつ、2011年に芸能界を引退している。

「紳助・竜介」解散後は、映像制作会社を起業したりしながら芸能界にて活動を続けたが、ほどなくして喫茶店など副業の失敗により自己破産。負債総額は1億3,000万円にも上ると言われた。その後、後輩の芸人で伝統河内音頭継承者でもある河内家菊水丸に弟子入りするも、無断欠勤が続くなどの理由により破門。以後は職を転々としていたという。

出演した主なバラエティ番組に、「ものまねバトル」「竜’s club」などがある。また、テレビドラマでは、「父娘ゲーム」「紙の灰皿」「京都殺人案内」「大忠臣蔵」「付き馬屋おえん事件帳」などの作品に出演した。

著書に、「ヘンタイ光線銃発射!」「うそどりの「志」」「ぼくはこうして破産した」「HOW TO 竜助 一語一会」などがある。

死因は、脳内出血であった。49歳。大阪の歓楽街にある風俗案内所にて勤務中に倒れ、病院に救急搬送されたが、10日後に亡くなった。50歳の誕生日を迎える僅か5日前のことだった。仕事が忙しく、ほとんど休みがない状態だったという。

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