斎藤茂太

(さいとうしげた)
精神科医・作家・随筆家(エッセイスト)。ファンや作家仲間からは「モタさん」と呼ばれ親しまれた(名前の「茂太」が「もた」とも読めるため)。著名な歌人・精神科医である斎藤茂吉の息子。小説家・精神科医・エッセイストである北壮夫の兄。

日本旅行作家協会創立社・初代会長。日本精神病院協会(現・日本精神科病院協会)名誉会長。その他、アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ理事などの要職を歴任。執筆活動の傍ら、講演なども積極的に行った。

著書に、「茂吉の体臭」「精神科の待合室」「モタさんのヒコーキ談義」「心のウサが晴れる本」「「なぜか人に好かれる人」の共通点」「女の子がすくすく育つ親の躾け方」「骨は自分で拾えない」「時間の使い方うまい人・へたな人」「無理せず、苦労せず、楽しく生きるコツ」「いい言葉は、いい人生をつくる」「モタさんの快老物語」「グズをなおせば人生はうまくいく」「「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本」「モタ先生と窓際OLの人づきあいがラクになる本」「モタさんの言葉」「自分らしく生きて、死ぬ知恵」など、多数。

死因は、心不全であった。90歳。晩年は、足に不自由を患い、講演活動などは減らさざるを得なかった。しかしながら、執筆活動は精力的に継続し、亡くなった際も多数の仕事を抱える状態であったという。

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