ロバート・アルトマン

映画監督(アメリカ)。まれに「ロバート・オルトマン」の表記(発音)あり。世界三大映画祭と呼ばれるカンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭の全てにおいて、最高レベルに位置する賞を受賞している世界的な巨匠。

監督した主な映画には、「宇宙大征服」「ギャンブラー」「ロング・グッドバイ」「ボウイ&キーチ」「ウエディング」「ビッグ・アメリカン」「ポパイ」「クインテット」「ヘルス」「ストリーマーズ」「わが心のジミー・ディーン」「ニューヨーカーの青い鳥」「ザ・プレイヤー」「ゴッホ」「アリア」「カンザス・シティ」「プレタポルテ」「ショート・カッツ」「クッキー・フォーチュン」「バレエ・カンパニー」「ゴスフォード・パーク」「相続人」「今宵、フィッツジェラルド劇場で(遺作)」などがある。

また、テレビドラマ・テレビシリーズでは、「ヒッチコック劇場」「モーガン警部」「コンバット!」「ギャラント・メン」「軍事法廷」「ベースメント」「ジャズ」「GUN/焔と弾道」などがある。

受賞歴には、冒頭で触れた世界三大映画祭での最高賞を含めて、アカデミー賞(名誉賞)、カンヌ国際映画祭(グランプリ、監督賞)、ベルリン国際映画祭(金熊賞、名誉金熊賞、国際映画批評家盟賞)、ヴェネツィア国際映画祭(金獅子賞、栄誉金獅子賞、国際映画批評家連盟賞)、リンカーン・センター映画協会(チャップリン賞)、英国アカデミー賞(監督賞、英国作品賞)、ゴールデングローブ賞(監督賞)、ゴールデン・ビートル賞(外国映画賞)、AFI賞(監督賞)、エミー賞(監督賞)、全米映画批評家協会賞(監督賞)、ニューヨーク映画批評家協会賞(監督賞)、カンザスシティ映画批評家協会賞(監督賞・作品賞)、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(外国映画賞)、ボディル賞(アメリカ映画賞)、ロサンゼルス映画批評家協会賞(生涯功労賞)、サンフランシスコ国際映画祭(黒澤明賞)、シカゴ映画批評家協会賞(監督賞)、サウスイースタン映画批評家協会賞(監督賞)、ボストン映画批評家協会賞(監督賞、脚本賞)、インディペンデント・スピリット賞(作品賞、監督賞、脚本賞)、ロンドン映画批評家協会賞(監督賞、英国作品賞)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(監督賞)、BFIフェローシップ賞など、枚挙に暇がない。

病院にて死去。死因は、癌であった。81歳。晩年は、心臓移植を行うなど健康状態に不安を抱える状態だった。

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