俳優（アメリカ）。
ジョエル・シュマッカーが監督を務めた1994年のアメリカ映画「依頼人」（邦題はのちに「ザ・クライアント 依頼人」に変更）のオーディションにて、5,000名の応募者から主役に選ばれて注目を集める。以後、多くの映画で活躍した。日本にも何度か訪れており、「バイオハザード2」のテレビCMにも出演している。
主な出演映画に、上述した「依頼人」を始め、「トム・ソーヤーの大冒険」「スリーパーズ」「マイ・フレンド・フォーエバー」「ゴールデンボーイ」「17セブンティーン」「BULLY ブリー」「デュースワイルド」「ジャケット」「インフォーマーズ・セックスと偽りの日々（遺作）」などがある。
受賞歴に、東京国際映画祭（最優秀男優賞）などがある。
アメリカ・ロサンゼルスにある自宅にて死去。死因は、ヘロインの過剰摂取であった。25歳。10代の頃より、マリファナやコカインなどの薬物所持で逮捕歴がある他、未成年飲酒・無免許運転・窃盗・違法薬物購入など、プライベートでは非常に問題の多い人物であったことが知られている。最期の出演作となった「インフォーマーズ・セックスと偽りの日々」（2008年）は、グレゴール・ジョーダンが監督を務め、ブレット・イーストン・エリスの短編小説集「インフォーマーズ」を原作としたドラマ映画で、キム・ベイシンガー、ミッキー・ローク、ウィノナ・ライダー、ビリー・ボブ・ソーントンなど、著名なハリウッドスターが数多く出演する大作であり、彼らとの共演をきっかけにさらなる活躍が期待されていた中でのあまりにも早すぎる死であった。
