ターシャ・テューダー

絵本画家・挿絵画家・イラストレーター・ガーデナー(園芸家)・人形作家。特に、クリスマスや感謝祭などのイベント時に使用するカードやポスターに描かれた絵で知られている。

絵本デビューは、23歳で結婚した1938年の作品「パンプキン・ムーンシャイン」(Pumpkin Moonshine)であった。以後、絵本を始めとする数々の著作を出版。また、絵本画家や挿絵画家として活躍する傍ら、50歳代の後半より自給自足のスローライフを始めたため、ガーデニングを嗜んだのはそれ以降であるイメージが強いが、実は3歳のときにロサ・ユゴニス(中国産のバラの1種)を見てその魅力に目覚めており、その想いがそれまでの仕事やライフスタイルにも影響している。

絵本を始めとする主な著作に、「パンプキン・ムーンシャイン」「もうすぐゆきのクリスマス」「イースターのおはなし」「AはアナベルのA」「ひつじのリンジー」「アマンダとクマ」「コーギビルの村まつり」「エドガー・アラン・クロウ」「ローズマリーは思い出の花」「すばらしい季節」「喜びの泉」「ターシャ・テューダーのクリスマス」「ニューイングランドの四季」「小径の向こうの家」「思うとおりに歩めばいいのよ」「暖炉の火のそばで」「喜びは創りだすもの」「ターシャの家」「今がいちばんいい時よ」「楽しみは創り出せるものよ」「ターシャからの贈りもの」「ターシャの庭づくり」「生きていることを楽しんで」「ターシャとコーギ」「ターシャの輝ける庭」「ターシャ・テューダー最後のことば」など、多数。

なお、山梨県北杜市には、顕彰施設として「ターシャ・テューダー ミュージアム ジャパン」が存在する。

自宅にて死去。死因は、脳卒中の合併症であった。92歳。

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