高橋千劔破

(たかはしちはや)
作家・文芸評論家・著作家。日本ペンクラブ副会長を始め、日本文芸家協会理事、さきがけ文学賞選考委員、大衆文学研究会幹事長などの要職を歴任。

東京都に生まれ、立教大学を卒業後、人物往来社(のちの株式会社新人物往来社、現在は角川グループである中経出版に吸収合併され、社名は消滅)に入社。歴史専門雑誌である「歴史読本」の編集長、編集局長、取締役などを経て、1996年より独立し、文筆業に専念するようになった。

主な著書に、2001年に尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞(研究・考証部門)を受賞した「花鳥風月の日本史」を始め、「名山の日本史」「名山の文化史」「名山の民俗史」「歴史を動かした男たち(シリーズ)」「歴史を動かした女たち」「江戸の旅人」「赤穂浪士」「海と日本人の歴史」などがある。

埼玉県さいたま市にある自宅にて死去。死因は、腎癌であった。80歳。死去の事実は、葬儀などが近親者によって執り行われたあとの約2週間後に明らかとなった。

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