金大中

(キム・デジュン)
政治家。元韓国大統領。日本語読みでは「きんだいちゅう」とも。

1925年、日本統治時代の朝鮮行政区画の1つである全羅南道の荷衣島生まれ。木浦公立商業学校(現在の木商高校)を卒業後、1961年の国会議員補欠選挙に出馬、初当選を果たして政治家としての1歩を踏み出す。以後、金泳三とともに代表的な野党政治家として存在感を示し、1971年の大統領選挙に出馬。ここでは落選するも、1997年の大統領選挙に再び出馬、李仁済や李会昌を相手に選挙戦を勝ち抜き、見事に当選。翌1998年より大統領に就任した。

著書に、「民主救国の道」「独裁と私の闘争」「平和と民主主義にすべてを賭けて」「民族と統一を想う」「私の女性観」「わたしの自叙伝」「いくたびか死線を越えて」「和解と共存への道」「金大中自伝(シリーズ)」「生産的福祉への道」などがある。

金大中 死因

韓国・ソウル市内にある病院にて死去。死因は、肺炎に伴う多臓器不全であった。83歳。晩年は持病である肺炎をたびたび患うなど、健康状態に不安を抱えていたという。

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