森田芳光

(もりたよしみつ)
映画監督・脚本家。ドラマから恋愛もの、ホラー、ミステリー、コメディなど、幅広いジャンルに渡って数多くの作品を発表したことで有名。

代表的な作品に、劇場用の長編デビュー作となる1981年の青春群像映画「の・ようなもの」や、とんねるずの石橋貴明・木梨憲武が主演を務め、安田成美や小林薫らが出演した1986年のコメディ映画「そろばんずく」を始め、「家族ゲーム」「失楽園」「模倣犯」などがある。

監督を務めたそのほかの映画作品に、「ときめきに死す」「メイン・テーマ」「それから」「キッチン」「おいしい結婚」「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」「サウスバウンド」「武士の家計簿」「僕達急行 – A列車で行こう」などがある。

また、脚本を手掛けた作品には、「ウホッホ探険隊」「3年目の浮気」「キリコの風景」「免許がない!」「カラフル」などの映画や、「僕といつまでも」「お目にかかれてうれしいわ」「留守番電話にご用心」「マコトノハナシ」「ペットがおジャマ」などのテレビドラマがある。

受賞歴に、キネマ旬報賞(日本映画監督賞、脚本賞)、毎日映画コンクール(脚本賞、監督賞)、ブルーリボン賞(監督賞)、ヨコハマ映画祭(作品賞、脚本賞、監督賞)、日本アカデミー賞(優秀脚本賞、優秀監督賞、優秀作品賞)、報知映画賞(最優秀監督賞)、日刊スポーツ映画大賞、芸術選奨新人賞、石原裕次郎賞作品賞など、枚挙に暇がない。

死因は、C型肝炎に伴う急性肝不全であった。61歳。

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