毛沢東

(もうたくとう)
政治家・思想家(中国)。なお、中国語簡体字では「毛泽东」と記し、「マオツォートン」と読む。漢民族であった羅一秀、および女性革命家・政治活動家であった楊開慧、政治家であった賀子珍、さらには女優であった江青の元夫(江青とは死別)。政治活動家であった毛沢民、および革命家であった毛沢覃の兄。軍人となった毛岸英、政治家となった李敏など、10人の子女がいる。

1921年、中国共産党を創立したメンバーの1人。1945年に同党における初代中央委員会主席に就く。1949年には「中華人民共和国の建国」を宣言し、以後「建国の父」と呼ばれ、亡くなる1976年まで同国の最高指導者として君臨した。そのほか、中国共産党中央軍事委員会主席、中華人民共和国国家主席、中華人民共和国中央人民政府主席、中国人民政治協商会議主席などの要職も歴任。

著作・論文・説話等として、「長沙」「体育の研究」「湖南省農民運動視察報告」「実践論」「遊撃戦論」「新民主主義論」「文芸講話」「人民内部の矛盾を正しく処理する問題について」「矛盾論」などがある。

中国・北京の中心部、西城区中南海にある自宅にて死去。死因は、病気の悪化による衰弱とされている。82歳。晩年は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていた上、心臓疾患や肺気腫などの持病も抱えていたという。

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