藤岡太郎

(ふじおかたろう)
俳優・元お笑い芸人。

1960年代後半の演劇におけるジャンル「小劇場演劇」の1つである劇団「夢の遊眠社」入団後、1985年、やまだひさし(旧芸名:山田尚)とともに、お笑いコンビ「山田太郎」を結成。その後、「東風」(とんぷう)に改名するなどしながら活動を続けたものの、ほどなくして解散。以後は、俳優活動に専念するようになり、映画・テレビドラマ・舞台などで幅広く活躍した。お笑い芸人時代の主な受賞歴には、NHK新人演劇大賞などがある。

主な出演映画に、永井明のエッセイを原作とした1990年のオムニバス・コメディ映画「ボクが病気になった理由」を始め、「新・極道の妻たち」「わたしのグランパ」「爆撃機の眼」「ジーナ・K」などがある。

主な出演テレビドラマには、「だめんず・うぉ〜か〜」「迷路の歩き方」「銭形平次」「遠山の金さん」「特捜ロボ・ジャンパーソン」「上品ドライバー」「世にも奇妙な物語」「東京駅お忘れ物預り所」「メイド刑事」「野望の女」「天使の代理人」「わが家の歴史」「外科医・鳩村周五郎」「警視庁捜査一課長」などがある。

舞台では、「旧態依然」「シティボーイズ教室」「ゴム脳市場」「6F」「楽屋物語2」など。

東京都豊島区の路上にて死去。死因は、暴行を受けたためであった。47歳。アルバイト先の同僚と喧嘩になり、腹部などを殴られて病院に緊急搬送されたが、死亡したことが確認されたという。

タイトルとURLをコピーしました