朝倉摂

(あさくらせつ)
舞台美術家・画家。演出家であるロバート・アラン・アッカーマンを中心に結成された演劇ユニット「the company」のメンバー。文学座所属の女優である富沢亜古の母。彫刻家である朝倉文夫の娘。同じく彫刻家である朝倉響子の姉。紫綬褒章受章者。文化功労者。

主な受賞歴に、日本アカデミー賞優秀美術賞、講談社出版文化賞絵本賞、芸術祭賞、サロン・ド・プランタン賞、上村松園賞、テアトロ演劇賞、朝日賞、読売演劇大賞優秀スタッフ大賞、東京都民文化事業賞、紀伊國屋演劇賞など多数。

著書に、「舞台空間のすべて」「朝倉摂のステージ・ワーク」「舞台美術は一瞬の輝き」「私の幕間 – ステージ・ワークの周辺」などがある。

絵本や小説における挿絵も手掛けており、代表作に「スイッチョねこ」「ふたりのイーダ」「玉虫厨子の物語」など。

病院にて死去。くも膜下出血のため。91歳。

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