ナタリー・コール

シンガーソングライター(アメリカ)。著名なジャズピアニスト・歌手であった故ナット・キング・コールの娘。グラミー賞受賞などの功績で有名。

1950年、アメリカ合衆国西部太平洋岸カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。幼少時代より歌に目覚め、1975年に「ディス・ウィル・ビー」(This Will Be – An Ever Lasting Love)で歌手デビューを果たす。同曲はBillboard(ビルボード)全米総合チャートで6位を記録するほどの大ヒットとなり、グラミー賞(最優秀R&B女性ボーカル賞、最優秀新人賞)を獲得した。1976年、および翌1977年には来日も果たしており、中野サンプラザや神奈川県立県民ホールなどで公演を行ったほか、東京音楽祭でグランプリを受賞している。

発表した主なアルバムに、「インセパラブル」「愛あるハーモニー」「グッド・トゥ・ビー・バック」「アイム・レディ」「ハッピー・ラヴ」「スターダスト」「ホリー・アンド・アイヴィ」「マジック・オブ・クリスマス」「スノーフォール・オン・ザ・サハラ」「リーヴィン」「エスパニョール」「スティル・アンフォゲッタブル」「テイク・ア・ルック」「サンクフル」「琥珀のときめき」など。

受賞歴に、上述したグラミー賞(最優秀R&B女性ボーカル賞、最優秀新人賞)や東京音楽祭グランプリのほか、父親であるナット・キング・コールのカバーを集めたアルバム「アンフォゲッタブル」(Unforgettable・・・with Love)にて、1991年にグラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得している。

アメリカ合衆国ロサンゼルスにて死去。死因は、心臓疾患などとされている。65歳。2008年にC型肝炎に感染したことを公表の上、腎臓移植手術を受けた経験があるが、因果関係は不明。

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