(とだくろうど)
元プロモトクロスライダー・モトクロスレーサー。「クラウディ」の愛称で親しまれた。過去の事故により下半身不随になりながら、復帰を目指していた。
1980年、茨城県土浦市生まれ。幼少時代よりモトクロスに親しみ、17歳にして早くもプロ入りを果たす。2003年の全日本モトクロス選手権で総合3位に入賞するなど将来が期待されていたが、2008年、練習時の大事故により脊髄を損傷し、下半身不随となってしまう。
この先自力で歩くことは困難であるとの宣告を受け、車いす生活となったが、不屈の精神で治療に専念。車いすでも操縦できる専用モトクロッサーを開発し、大会に出場できるまでに復活を遂げた。
しかしながら2015年、私設サーキットでの練習中、ジャンプで着地した際にバイクから出火する事態が発生。専用モトクロッサーは体に縛り付ける状態で使用するものであったため逃げることが出来ず、大火傷を負ってしまった。
死因は上述の通り、モトクロス練習中の事故による大火傷であった。35歳。