宮間利之

(みやまとしゆき)
ミュージシャン。ジャズビッグバンド「宮間利之とニューハード」リーダー。NHK紅白歌合戦で演奏したことなどで有名。

1950年、当人を中心に「ジャイブエーセス」を結成し、アメリカ軍のクラブなどに進出。1958年にはバンド名を「ニューハード」と改め、テレビやラジオなどのメディア出演のほか、レコード発売やコンサート活動など幅広いジャンルで活躍。一躍トップバンドとしてのスターダムにのし上がった。1974年には、「モンタレージャズ祭」にて日本のジャズ・ミュージシャンとして初となる最高栄誉賞を獲得。以後も、1975年に「ニーポートジャズ祭」、2000年に「JVCジャズ祭」に出演するなど、海外における著名なジャズフェスティバルにたびたび出演し、世界中の多くのファンから高い評価を受けている。なお、サウンドの指向性はモダンジャズを根底に置きながら、時代の要請や変化に合わせてコンテンポラリージャズを取り入れる柔軟性をも併せ持つもの。

死因は、老衰であった。94歳。

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