宇野功芳

(うのこうほう)
音楽評論家・指揮者。クラシック音楽の評論などで有名。過去には、「うのいさお」(漢字表記は同じ)というペンネームにて活動していた時期もある。漫談家・映画説明家である牧野周一の息子。ジャズシンガーである宇野弘二(芸名・牧原弘二)、および帝京大学教授などを務めた宇野道義(ペンネーム・宇野通芳)の兄。

東京都に生まれ、国立音楽大学を卒業。かつて株式会社音楽之友社が発行していたクラシック音楽のレコード専門月刊誌「レコード芸術」(通称・レコ芸)との縁がきっかけとなり、評論家として数多くの執筆活動を展開した。

主な著作(共著・編著を含む)には、「ブルーノ・ワルター レコードによる演奏の歩み」「モーツァルトとブルックナー」「たてしな日記」「フルトヴェングラーの名盤」「オーヴェルニュの歌」「名演奏のクラシック」「協奏曲の名曲・名盤」「交響曲の名曲・名盤」「名曲とともに」「フルトヴェングラーの全名演名盤」「魂に響く音楽」「わが魂のクラシック」「指揮者・朝比奈隆」「宇野功芳の白熱CD談義」「宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版」「宇野功芳樂に寄す」「モーツァルト – 奇跡の音楽を聴く」「演奏の本質」「ベートーヴェン – 不滅の音楽を聴く」「クラシックCDの名盤」「音から音楽へ」「フルトヴェングラー」「クラシック人生の100枚」「クラシックCDの名盤」「音楽と音の匠が語る目指せ!耳の達人」などがある。

死因は、老衰であった。86歳。

タイトルとURLをコピーしました