大江健三郎

(おおえけんざぶろう)
作家・小説家。戦後民主主義世代において現代文学を代表する作品を次々と発表。ノーベル文学賞を受賞した作家としてあまりにも有名。

その他、「飼育」による芥川賞、「個人的な体験」による新潮社文学賞、「万延元年のフットボール」による谷崎潤一郎賞、「洪水はわが魂に及び」による野間文芸賞、「「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち」による読売文学賞、「人生の親戚」による伊藤整文学賞など、受賞歴多数。

長編小説の代表作に「芽むしり仔撃ち」「われらの時代」「日常生活の冒険」「ピンチランナー調書」「懐かしい年への手紙」「キルプの軍団」「燃えあがる緑の木」「宙返り」「取り替え子(チェンジリング)」「二百年の子供」「さようなら、私の本よ!」「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」「水死」「晩年様式集(イン・レイト・スタイル)」など。短編集では、「新しい人よ眼ざめよ」「河馬に嚙まれる」「静かな生活」「死者の奢り」「性的人間」「みずから我が涙をぬぐいたまう日」「いかに木を殺すか」「僕が本当に若かった頃」など。他、評論や随筆、共著なども多数。「われらの時代」「飼育」「静かな生活」などは、映画化もされている。

死因は、老衰であった。88歳。

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