黒田杏子

(くろだももこ)
俳人・エッセイスト。「桜花巡礼」など、日本全国において「季語の現場」を追い求めた俳人として有名。また、東京新聞の「平和の俳句」選者や日経俳壇選者、毎日俳句大賞選者なども務めていた。夏草新人賞・夏草賞・現代俳句女流賞・俳人協会新人賞・俳人協会賞・現代俳句大賞・桂信子賞・蛇笏賞など、数々の受賞歴がある。

代表的な句集に「木の椅子」「水の扉」「一木一草」「花下草上」「日光月光」「銀河山河」など。その他、「あなたの俳句づくり 季語のある暮らし」「「おくのほそ道」をゆく」「俳句、はじめてみませんか」「はじめての俳句づくり-五・七・五のたのしみ」「季語の記憶」「布の歳時記」「金子兜太養生訓」「俳句列島日本すみずみ吟遊」「暮らしの歳時記 未来への記憶」「証言・昭和の俳句」などの著書がある。

死因は、脳内出血であった。84歳。死去の数日前まで講演を行うなど精力的に活動していたが、その後体調を崩し、入院。関係者の願いも届かず、そのまま亡くなってしまった。

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