シネイド・オコナー

歌手・ミュージシャン(アイルランド)。「シンニード・オコナー」「シニード・オコナー」などと表記されることも多い。なお、2018年、イスラム教への改宗に伴い、「シュハダ・サダカット」に改名している。切なさを感じさせるボイストーンと、丸刈りの頭髪スタイル(スキンヘッド)で有名。

1990年には、アメリカの著名アーティストであるプリンスが作詞・作曲を手掛けた「愛の哀しみ」(Nothing Compares 2 U、ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー)がアメリカやイギリスなどのチャートで1位になるなど大ヒットを記録し、各国での総売り上げは数百万枚に上った。

発表アルバムには、「The Lion and the Cobra(ザ・ライオン・アンド・ザ・コブラ)」「I Do Not Want What I Haven’t Got(蒼い囁き、上述した「愛の哀しみ」を収録)」「Faith and Courage(生きる力)」「Sean-Nós Nua(永遠の魂)」「Theology(セオロジー)」「I’m Not Bossy, I’m the Boss」などがある。

その他、「トゥームレイダー2」「マイケル・コリンズ」「リプリー」といった映画のサウンドトラックにも参加している。

死去の事実は家族により公表されたが、死因は明らかになっていない。56歳。長きに渡り、メンタルヘルスに悩まされていたとのこと。

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